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坪井篤史のカルトdeシネマ ~番外編~ 『映画デスマッチ! 見るのはどっちだ!?』

2022年秋、池袋で映画が燃え上がる!シネマディスカバリーズと池袋HUMAXシネマズが贈るカルト映画の上映イベント『坪井篤史のカルトdeシネマ』が10ヶ月間の充電期間を経て遂に再始動!


今回は番外編として、名古屋のミニシアター・シネマスコーレで副支配人を務める映画VHS愛好家(所蔵1万本)のカルト王者・坪井篤史に、日本のホラー界を牽引する鬼才・白石晃士監督が挑戦状を叩きつける!それぞれの上映したい作品を選び、果たしてどちらが上映されるのか、デスマッチを行います!


2人がSNSでの宣伝対決やネット討論などを繰り広げ、ドリパスへの投票で選ばれた作品を池袋HUMAXシネマズの大スクリーンにて1日限りで上映します(※上映ラインをクリアすれば2本とも上映)!そう、ジャッジするのは観客のみなさんなのです!


上映は10月!映画デスマッチ!見るのはどっちだ!?(両方も可!)観客ジャッジによる真剣勝負が今、はじまる!さあ、映画の準備はいいですか!?

シネマスコーレで副支配人を務める映画VHS愛好家(所蔵1万本)のカルト王者・坪井篤史

<プロフィール>

1978年愛知県生まれ。小3の時に映画から啓示を受けて30年過ぎました。映画のために生きる映画狂人。名古屋のミニシアター、シネマスコーレ副支配人。たまに非常勤講師、たまにテレビレギュラー出演。白石晃士監督と毎月2回<映画狂人ロード>ニコ生にて配信中
http://dai-nagoya.univnet.jp/teachers/detail/58

坪井篤史チョイス作品

男たちの挽歌 4Kリマスター版

1986年、1本の香港映画がアクション映画の歴史を変えたー。

ジョン・ウー、ツイ・ハーク、チョウ・ユンファ、レスリー・チャン、ティ・ロン…、香港映画界屈指の才能が眩いばかりの火花を散らし、さらに彼ら自身のリアルな信頼と友情が奇跡のケミストリーを生んで誕生した史上最も重要な香港映画の1本である『男たちの挽歌』。80年代の香港ニューウェイブという巨大な潮流がその頂点で生み出した比類なき金字塔。

ハードでバイオレントなガン・アクションをバレエにも似た芸術にまで高めた至高のジョン・ウー・スタイル、マッチ棒をくわえニヒルに笑うチョウ・ユンファの二丁拳銃、目を血走らせ直球で男を貫くティ・ロンの汗と涙、そしてレスリー・チャンの輝く情熱と透明感のある哀愁の歌声…、全編に怒涛の号泣ポイントを散りばめた、愛と友情、裏切りと復讐のエモーショナル・ライドは、今もまったく色あせることなくパワフルなエネルギーで見る者の感情を熱く、激しく揺さぶる。

監督・脚本:ジョン・ウー 製作:ツイ・ハーク 撮影:ウォン・ウィンハン 音楽:ジョセフ・クー
出演:チョウ・ユンファ、ティ・ロン、レスリー・チャン、エミリー・チュウ

1986年/香港/広東語/日本初公開:1987年4月25日/96分/カラー/ビスタ/5.1ch/R-15+

日本のホラー界を牽引する鬼才・白石晃士監督

<プロフィール>

1999年、近藤太と共同監督で製作した「風は吹くだろう」がぴあフィルムフェスティバル99で準グランプリを受賞する。「ほんとにあった!呪いのビデオ」「怪奇!アンビリーバブル」などのホラービデオ作品での演出を経て、04年に映画「呪霊 THE MOVIE 黒呪霊」で劇場長編初監督を務め、その後も「ノロイ」(05)、「オカルト」(09)、「テケテケ」(09)などフェイクドキュメンタリー形式のホラー作品を数多く手がけている。近年の主な監督作に、Jホラーを代表する恐怖の2大キャラクターの共演が実現した「貞子vs伽椰子」(16)や、「不能犯」(18)、「地獄少女」(19)などがある。

白石晃士監督チョイス作品

帝都物語

幅広い世代の才能が結集した、日本映画史に輝く異形の傑作

 明治45年から昭和3年というロマン溢れる時代を背景に、魔都・東京の“闇の世界”で繰り広げられるサイキック・ウォーズを描くスペクタクル超大作。幻想文学から博物学、神秘学、図象学まで博覧強記で知られる作家・荒俣宏のベストセラー小説を原作に、1988年1月に公開された。

 監督は「ウルトラマン」「ウルトラセブン」など黄金期の円谷プロ作品を手がけ、独自の映像美でも知られた実相寺昭雄。さらに美術監督に巨匠・木村威夫、特殊美術に実相寺監督との名コンビで知られる第一人者・池谷仙克などベテランを配する一方、脚本には『夢みるように眠りたい』の林海象を起用。『エイリアン』でアカデミー賞視覚伝達効果賞に輝いたH・R・ギーガーがコンセプチュアル・デザインで参加したのも話題を呼んだ。総製作費は、当時としては破格の18億円。その半分が美術・特撮費に注がれ、中でも3億円をかけて昭和2年の銀座を再現した全長150メートルのオープンセットは、今も映画ファンの間で語り草となっている。

役者陣も渋沢栄一役の勝新太郎を筆頭に平幹二朗、大滝秀治、中村嘉葎雄、宍戸錠ら大スターと、原田美枝子、石田純一、佐野史郎など新世代がぶつかりあったオールスターキャスト。まさに幅広い世代の才能が結集し、80年代末の日本映画界に忽然と現れた異形の傑作。それが『帝都物語』だった。

監督:実相寺昭雄 脚本:林海象 原作:荒俣宏 制作総指揮:一瀬隆重 撮影:中堀正夫 音楽:石井眞木
出演:勝新太郎、嶋田久作、原田美枝子、石田純一、坂東玉三郎、宍戸錠、中村嘉葎雄、大滝秀治、西村晃、島田正吾、高橋幸治、平幹二朗

1988年/日本/日本初公開:1988年1月30日/135分/カラー

チケット販売

チケット販売期間

9/11(日)10:00〜9/25(日)24:00

結果発表

9/26(月)時間未定(特設ページで発表予定)

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